「取り掛かりやすい、社内DXから始めよう」
DXは大企業だけのものではないらしい、大企業ではないが自社でもDXを始めなければならない、と感じている企業は多いのではないでしょうか。
しかし、実際の取り組みについては「とりあえずDX担当者に任せている」状況で、DXについてよく知らないというケースも少なくありません。自社のDXを推進するなら、経営者が率先してDXを理解し、リーダーシップをとる必要があります。
DXとは、デジタル化を推進しながら業務効率化に取り組むことだけではありません。デジタル化によって企業そのものを変革し、新しい商品やサービスを顧客に提供して企業競争力を向上させることです。しかしいきなり「変革」「新しい商品、サービス」などというのは、ハードルが高く感じるのではないでしょうか。
そこで、比較的小さな単位である社内部門の業務に目を向け、デジタル化を推進したり、プロセスを見直す活動をしよう、というのが「社内DX」です。
社内DXは、企業競争力を向上させるDXの土台となる取り組みです。本ガイドブックは、社内DXとは何か、どのように進めていくのか、どのような問題があるのか、などを中心に説明します。
ガイドブック目次
- DX推進の第一歩としての「社内DX」
- 社内DXの進め方
- 社内DXの3つの壁とその乗り越え方
- 社内DXを進めるために必要なスキルとは
- 明日から始める社内DXのために
- 社内DXの事例
これからDXに取り組む、DXの前段階である業務のデジタル化を行っている場合など、さらなる効率化の手法やソリューションを取り入れる一助としてご活用ください。