クライアントからの依頼メールをRPAで処理
大幅な工数削減に成功
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- メールを起点にした複雑な文書管理フロー で作業者の負担が大きい
- システムがブラックボックス化していて 今の運用と乖離していても修正できない。
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業務フローを整理して自動化
- 作業工数の大幅削減
- システム内容の可視化、高保守性
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業務フローを整理して自動化
A社はIP(intellectualproperty:知的財産)マネジメントに関する全般を「Autoメール名人」により管理しています。
特に文書管理に関しては知的財産ごとに法律により適正な利用・保管を促すように定められており、IPマネジメントの重要な要素となっています。
A社では文書管理システムを導入して管理をしていましたが、運用面で大変工数がかかっていました。クライアント(担当者)からの依頼メールを顧客ID、添付文書の種別、依頼内容など、様々な情報を元に分類し、文書管理システムに保管する。それらの処理をメーラー、データ変換ツール、個別プログラムを組み合わせて利用していましたが、システム間の連携等で安定性が低く、停止していることも多々あり、担当者は手作業での処理を余儀なくされていました。
またこのシステムを当時開発した人も退職し、メンテナンス・追加も容易ではなくなっていました。
A社は今回、「Autoメール名人」にてその処理を一括で自動化しました。顧客の特定、管理№等のキーワードを抽出、添付ファイルの抽出と変換、PDF化した本文に紐づけし、文書管理システムへ連携するロボットを開発しました。
一つのシステムで完結させることで安定性が増し、またパッケージを導入することで今後の機能追加などの保守性も向上しました。