アマゾンとの取引増加への対応
確実な受注処理とミスのない出荷体制を構築。
受注データのEDI化とバーコード出荷検品システム
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- アマゾンからの受注データをWebEDIよりダウンロードしていたため、オペレーションの手間、処理モレが発生していた
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出荷量が増えるにつれ、誤出荷も発生していた。
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- アマゾンからの要請もあり、受注データのダウンロードをEDI(ファイル転送)に変更。
- ハンディターミナルによる出荷検品と出荷明細を梱包ラベルに印刷して貼付。
国内外のバイク用品を取り扱い、オリジナル商品も開発・販売するF社は、多くのライダーから支持され、卸部門、通販部門、海外部門ともに拡大している。
特にアマゾンによるネット通販の伸びが大きく、年々取引量が増大している。
これまで、アマゾンからの受注はシステム化をしておらず、ネット通販担当者により手作業でWeb操作をおこないダウンロードしていた。
そのため、受注量の増加に伴い担当者の負担が大きくなり、アマゾンからも取引量の多い取引先にはEDI化してほしいとの要請を受け、ファイル転送型(FTP)のEDIシステムを導入した。
また、これまで出荷検品はバーコードによる仕組みを構築していたが、アマゾンのASN(事前出荷明細)データを作成するため、検品体制を見直し、出荷ラベルに明細を印字するなどの対応をおこなった。
この結果、受注業務の時間短縮および出荷検品の精度が向上し、残業時間が大幅に軽減された。
今後さらに消費者のニーズを追求し、品揃えの充実と適正在庫の確保、出荷の迅速化を進めていく計画である。