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ブラウザ操作自動化 RPAソリューション

ブラウザ操作 自動化システム「Autoブラウザ名人」

「WebEDI受信名人」(※)によるソリューションのご紹介

特別記事

「WebEDI受信名人」(※)によるソリューションのご紹介

※現行製品名:Autoブラウザ名人
日本工業出版発行の「月刊流通ネットワーキング」・210号(2006.8)に掲載された記事に加筆したものです。

著者 ユーザックシステム株式会社
マーケティング本部 取締役部長
小ノ島 尚博
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EDIからWebEDIへ

当社は、これまで主に小売業と取引する卸業者向けのEDIシステムを数多く開発してきました。GMS、ホームセンター、ドラッグチェーン、食品スーパーなどからJCA手順で注文を受ける側のEDIです。

小売業のEDIは、通信手順は統一されているものの、やり取りするメッセージや伝票形式が各企業バラバラであるため、基幹システムなど他システムとの連携や帳票出力には手間がかかります。そのため、メッセージ毎のデータ変換プログラムなど個別のシステム開発が必要となり、それを手助けするのが、トランスレータ(データ変換ツール)や当社のEOS名人といった専用パッケージです。

このようにEDIは導入コストがかかりますが、取引の継続を最優先に考えてシステム化される企業が多くあります。また、一度システム化すれば、スケジュール機能によるデータの受信や基幹システムとの連携が自動化できるというメリットもあり、導入後の運用コストは比較的少なくすみます。

ところが、小売業にとっては汎用機の維持やVANの利用料などEDIの運用費用がかさむことや、卸売業者のシステム開発費用や通信コストの負担軽減を理由に、インターネットを利用したEDI、いわゆるWebEDIが広がりつつあります。

WebEDIは発注データを受け取る側にとって、インターネットに接続できる環境さえあれば、すぐに取引先からの注文データを受け取ることが出来る、大変便利な仕組みであす。発注側企業も大規模な設備が不要であるため、これまでEDIが遅れていた外食チェーンやこれから店舗を拡大する小売業が一斉に取り組みだされています。

流通業界におけるEDIの進展(当社の考えるイメージ)
図 流通業界におけるEDIの進展(当社の考えるイメージ)
「標準化されていないWebEDIがしばらくは広がると思われる」

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WebEDIの課題と標準化の動き

WebEDIにより、情報システム要員の不足や投資対効果が合わないといった理由でEDIに取り組めなかった企業も、取引先との受発注オンラインが可能となってきました。各店舗からの注文を毎日処理する小売本部にとっても、オンライン化率の向上はオペレーションコスト削減に大きく貢献しています。
しかし、複数の取引先からWebEDIを要請される企業にとっては、様々な問題が存在しています。

  • ブラウザ操作が必要なため、手作業に逆戻りとなる
  • 取引先ごとに画面や操作方法が異なるため、ミスが発生する
  • 基幹システムとの連携がしづらく、手入力している
  • データのアップロードやWeb画面にデータを直接入力するなど複雑な操作を要求される
  • 取引先の都合で画面や取り扱うデータがよく変更される

これらは実際に取引先のWebEDIを利用している企業側の悩みです。
つまりWebEDIにおいても導入を主導する企業の力が強くはたらき、「多画面現象と手作業」「基幹システムとの連携」といった問題が発生しているということです。

このように「標準化」されていない仕組みは情報システム部門では対応できないため、一連のオペレーションを営業担当者が行っている企業が多くあります。取引先が増えるごとにこのような作業が増えていくと、営業活動にも大きな影響を与えることになってしまいます。

そこで、このような取引先ごとに異なるEDIを標準化する動きが、各業界で見られるようになりました。電子部品業界では2003年にECALGA(Electronic Commerce Alliance for Global business Activity/イカルガ)標準を公表しました。また、流通業界では経済産業省などが主催する流通サプライチェーン全体最適化促進事業(流通SCM事業)の一環で、次世代EDIが検討されていています。次世代EDIは通信インフラの標準化に加え、メッセージの中身も標準化される計画です。大手小売業10社のEDI項目をたたき台に、業務改善やEDIコストの低廉化の実現をめざした標準メッセージ案ができつつあるとと考えていいでしょう。

しかし、本当に業界内のどの企業も同じ仕組みでEDIの対応が出来るのか、ブラウザ操作の問題は解決されるのか、業界をまたがった商品を供給する企業はやはり個別システムの開発が必要ではないのかなど、多くの疑問が残ります。また、業界標準のEDIの普及がいつになるのかもわからないままの状態だと言えるでしょう。

EDIとWebEDIの操作の違い
図 EDIとWebEDIの操作の違い

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WebEDI受信名人(現行製品名:Autoブラウザ名人)とは

「WebEDI受信名人」(現行製品名:Autoブラウザ名人)も正にそのコンセプトに基づいて開発した商品で、ますます増え続けるWebEDIによる受発注業務を自動化するソリューションです。業界の標準化を待つのではなく、また従来のEDIにこだわるのではなく、積極的に今要求されるWebEDIに対応したいという企業に注目されており、WebEDIの問題点を次のような機能で解決しました。

  • 1. ブラウザ操作の自動化
  • 2. メールEDIの自動化
  • 3. 外部プログラムの起動
  • 4. 自動巡回(タイムスケジューリング機能)
  • 5. 自動実行結果(ログ)を保存
  • 6. 管理者へのメール通知
  • 7. スクリプト(=自動実行手順)開発支援機能

*詳細は機能一覧を参照

このような機能を持つことにより、取引先企業それぞれのWebEDIサイトへのアクセス、ログイン、ボタン操作、受注データ表示、ダウンロード、ログオフといった一連の操作を自動化でき、受注業務をミス無く決まった時間に処理することが可能となりました。

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自動化へのこだわり

WebEDI受信名人(現行製品名:Autoブラウザ名人)は、「ブラウザ上の操作を記録し、それを再生することができる」アプリケーションですが、記録して再生するだけでうまく受注データをダウンロードできるとは限りません。記録した手順とまったく同じ画面が表示されるのであれば何も問題はありませんが、実際にはこのようなWebEDIサイトはほとんど存在しません。

たとえば、自動スクリプト(実行手順)を記録する際には受注データが1件あったので、その1件だけを選択しダウンロードしたとします。次の日そのスクリプトを再生すると、毎回1件だけが選択されダウンロードすることになります。ところが実際には、受注データが複数行に分かれて表示される場合や、受注データがまったく無い場合にはうまく動作せずエラーとなってしまいます。これでは自動化の意味がありません。

こういう場合にも対応するようなスクリプトに仕上げるためには、自動スクリプトに手を加え、機能を拡張してやる必要があります。それが、とことん自動化にこだわった「スクリプト開発支援機能」で、その主要な機能は以下の通りです。

  • 条件により処理を分岐
  • 明細があればダウンロードボタン操作を繰り返すループ処理
  • 複数のID、パスワードなどをマスタ参照するパラメータ
  • 外部プログラムの呼び出し
  • OKダイアログの操作(Windows画面の操作)
  • ダウンロードダイアログの操作(Windows画面の操作)
  • サーバー性能や回線状態による応答時間のずれを吸収した動作設定

この他に、WebブラウザへのデータセットやPDFファイルに表示されたテキスト文をデータとして取り込む機能、さらにはFlashやJavaで作られたコンテンツにも対応しています。
こういった機能はWebEDIサイトが標準化していないために実現しなければならないもので、製造業や食品、流通業など100サイトを越える自動化の支援を通して日々機能強化されています。

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WebEDIの自動化に取り組んだお客様の事例

さて、次に「WebEDI受信名人」(現行製品名:Autoブラウザ名人)により、取引先のEDIサイトの操作を自動化した事例とその効果をご紹介しましょう。

事例1:自動車部品サプライヤーA社

A社は大手自動車メーカーに部品を供給するサプライヤーで、7名の担当者がそれぞれサイトへのアクセスを行い、見積依頼などの情報を1人1時間かけてダウンロードされていました。1日で計7時間の人手をかけていたことになります。

この処理を自動化するため、A社をサポートしているSI業者と共同で、ログインからデータのダウンロード、そして必要な情報をプリントアウトするところまでを開発しました。 その結果、WebEDI受信名人(現行製品名:Autoブラウザ名人)のスケジュール機能により深夜から処理を開始、担当者が出社した時にはプリントアウトが完了しており、手作業による操作から開放されました。1日7時間の人的な工数が削減され、処理忘れが無くなったのです。

事例2:食品メーカーB社

B社は一般の食品スーパーで販売されている食品のメーカーですが、今回は外食チェーンに食材を供給する部門で導入をスタートされました。

大手量販店や食品スーパーは従来のEDIオンライン化されているため、問題はありませんでした。しかし、外食チェーンにおいてはインターネットが普及しだしてから受発注のオンライン化に取り組んできたため、初めからWebEDIによる取引を要求されます。その数は約30社にも及びます。そこで、これまでは全国の営業スタッフが手作業で行われていた作業を、WebEDI受信名人(現行製品名:Autoブラウザ名人)で自動化されることになりました。

現在、3社の開発を終え実業務で活用されています。サイトによってはスクリプトを編集をする必要がありますが、スクリプト開発支援機能により処理の自動化を実現。順次開発を行い、本部で一括して受信するなど、業務改善も合わせてWebEDIの自動化を進めてられています。

この他に、ダウンロードしたCSVファイルをTranSpeed(当社のデータ変換ツール)で共通のファイルフォーマットに変換し、基幹システムまで一気通貫の自動化を実現した事例もあります。

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企業と企業をつなぐ重要な役割

このようにEDIやWebEDIは、電話やFAXにくらべ企業間の連携に大いに役立っています。今後もネットワークやITの進歩によりますます高度化していくと考えられます。

ただ注意しないといけないのは、導入を主導する側とされる側が、お互いにメリットを感じないと成功しないということです。新しい仕組みはいつも、良い面と悪い面が存在します。一企業のメリットばかり追及していてはいずれその仕組みは支持されなくなるので、各業界における標準化の取り組みに期待しております。

しかし、すべての企業にとって100%満足することは難しいことでしょう。

その隙間を埋めるというところに、当社のソリューションの存在価値があると考えています。「WebEDI受信名人」(現行製品名:Autoブラウザ名人)は企業と企業をつなぐ重要な役割であると認識し、広くお客様にご利用いただけるよう自動化にこだわり、継続的に開発に取り組んでまいりたいと考えています。

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